加工チャート

【加工チャート-アルミ編】《アルミカードケース》のレーザー加工チャートを製作!

【加工チャート-アルミ編】アルミカードケースのレーザー加工チャートを製作

今回のレーザー加工チャートは

【アルミ】×【ベクター彫刻】

100均のアルミカードケース(ブラック)Etcher Laser(レーザーカッター)で彫刻する場合の加工パラメータを、チャートにまとめてみました!

アルミカードケースにレーザー彫刻してみた
《アルミカードケース》にレーザー彫刻してみた! 今回は アルミカードケースに、Etcher Laser(レーザーカッター)で彫刻してみました! 木材へのレーザー彫刻もも...
こっさくま

アルマイト処理(表面仕上げ後に着色)されているアルミ製品なら彫刻できるよ!

用意するモノ

□ アルミカードケース[ブラック]
 …100均(セリア)で購入

□ Etcher Laser(エッチャーレーザー)
 [3.5W / 底部取り外し可能タイプ]
 …SmartDIYs製のレーザー加工機

□ その他 仕上げ道具
 …歯ブラシ・霧吹き など

① アルミカードケース[ブラック]

今回準備したアイテムはコチラです⬇︎

100均(セリア)のアルミカードケース
▲ セリアの【アルミカードケース】黒
商品名アルミカードケース[ブラック]
サイズ7.5 × 11 × 厚さ2[cm]
材質[本体]
アルミニウム合金・ABS樹脂
[ポケット]
塩化ビニル樹脂
購入先100円ショップのSeria(セリア)
価格100円(税抜)

② レーザー加工機【Etcher Laser】

SmartDIYs製【Etcher Laser(エッチャーレーザー)で加工していきます!

Etcher Laser-エッチャーレーザー
▲ Etcher Laser 3.5W(底部取り外し可能タイプ)
こっさくま

加工機の稼働環境やレーザーモジュールの使用状況によっても結果に多少差が出ると思うので、あくまで参考程度ということで…!

《アルミカードケース》の加工チャート

1. 推奨パラメータは、コレだ!

製作した加工チャート結果はコチラ⬇︎

アルミカードケースのレーザー加工チャート
▲[+]製作した加工チャート

この彫刻結果から導き出した推奨パラメータはコチラ⬇︎

アルミカードケースのレーザー加工チャート
▲ 推奨パラメータと彫刻テストパーツ
アルミカードケース[ブラック]の推奨パラメータ
スピード450[mm / min]
パワー100[%]
ハッチング0.05[mm]※
回数1[回]※

※ハッチングと回数に関しては、すべて固定で検証しました。

※レーザー加工機・加工アイテムの個体差によって、最適な数値は異なる場合があります。

こっさくま

★ 彫刻の綺麗さ

★ 仕上げのしやすさ(磨いてカンタンに汚れが落ちる)

★ レーザー加工時間の短さ

を考慮して、一番バランスが良いと判断したパラメータ数値だよ!

2. こっさくま的 パラメータ考察

ちなみに…

ズームの写真は、細部が分かりやすいようにマクロ撮影しているのでギザギザ感(ハッチング感)が多少確認できちゃってますが、

肉眼だとほぼギザギザ感は見えず、とても綺麗な仕上がりですよ!(゚∀゚)

アルミカードケースのレーザー加工チャート
▲[+]パワーが低いと削り切れてない感じ(焦げっぽい)
アルミカードケースのレーザー加工チャート
▲[+]パワー100%、スピード350〜500辺りはほぼ同じ仕上がり

スピード

  • 遅過ぎる【SP:300】と、細かい部分が気持ち潰れやすいかも
  • 速過ぎる【SP:600〜】と、結構ブレが目立つ

パワー

  • MAX【100%】が、仕上げで汚れを落とす際に断然落としやすい
  • 濃淡を付けたければ、パワーを落としても良いかも【〜50%】

    ⬆︎ただし暗めのシルバーというより、ちょっと焦げた感じの色味になる(シャンパンゴールドに近いかも…?)

ハッチング

  • 綺麗さ重視なら、最小値【0.05mm】で!

    ⬆︎ただし時間は掛かる

    ⬆︎もっと大きいアイテムに大きく彫刻する場合は、もう少しハッチング幅を太くしても、そこまでギザギザ感は気にならない…かもしれない
アルミカードケースのレーザー加工チャート
▲[+]0.5mmサイズでも形状が分かる程に精密!(゚∀゚;)
アルミカードケースのレーザー加工チャート
▲[+]抜き文字は太め or 大きめにするべし!

デザインデータ

  • 書体にもよるけど、文字サイズは【5pt以上】無いと厳しいかも

    ⬆︎筆記体は【5pt】でも厳しめ

    ⬆︎コレはアルミ製品に限らず、、かもしれない
  • ベタの中に文字を抜く場合(=抜き文字)は、結構潰れる

    ⬆︎文字を大きく or 太めの書体 or 文字の線幅を太めに調整 した方が良い

加工チャート製作のウラ側

1. 準備した加工チャート用画像と手順

レーザー加工チャートのパラメータ設定
▲ S450 / P100が一番汚れが落ちやすい気がした!

手順としては、

  1. 左側の【星マーク部分】のみを彫刻(すべて設定数値を変える)
  2. 綺麗に彫刻出来ている数値をいくつかピックアップ
  3. その数値を元に、文字やイラストを彫刻してみる

といった流れです。

Etcher Laserのパラメータ設定
▲ 専用ソフト上で★の数値を1つずつ変更…地味に大変(゚∀゚;)

2. レーザー彫刻後の仕上げ

加工チャート結果でアップした写真は、彫刻によって付着した汚れを磨いた、仕上げ後の写真です。

実はレーザー彫刻直後は、下の写真のように彫刻部分がグレーになっています。

アルミカードケースのレーザー加工チャートの仕上げ
▲ グレーで輪郭もボヤッとした感じ

レーザー彫刻された被膜の汚れ(スス?)が残っている感じですね。

この状態のものを濡れティッシュ等で磨くことで、シルバーのアルミ地が露わになって輝いてきます

こっさくま

ほんの少〜しだけ台所用の合成洗剤を混ぜた水を霧吹きしながら、ひたすらゴシゴシしたよ!(洗剤効果の有無はナゾです笑)

爪を立てて削るようなイメージで擦ると、徐々にハッキリした模様が浮き出てくる感じでした。(よくある銀色のスクラッチみたいな感覚に近いです!)

アルミカードケースのレーザー加工チャートの仕上げ
▲ あまりにも爪でゴッシー!ってしちゃうと傷付くから気をつけて

このスクラッチですが、パラメータの数値によって、

  • カンタンに磨けた箇所
  • 磨いてもなかなか汚れが落ちなかった箇所
  • 磨いても磨いても汚れが落とし切れなかった箇所

がありました!(゚∀゚;)
そもそもチャートのデザイン自体細か過ぎたのかもしれません、、

こっさくま

時間の都合上 レーザー彫刻後に一晩置いてしまったので、もしかしたらそれも汚れの落ちづらさに影響しちゃったかも、、反省_(:3」z)_
彫刻後はなるべく早く磨いて仕上げちゃおう!

デザインが細かくて爪を立てても汚れが落ちづらい箇所は、歯ブラシなどでひたすらゴシゴシしたら落としやすかったです!

アルミカードケースのレーザー加工チャートの仕上げ
▲ 徐々にゴシゴシが雑になってたけど問題無かった
アルミカードケースのレーザー加工チャートの仕上げ
▲ 歯ブラシ(固め)の先端を適っ当にカットしてます

3. 加工チャートの写真集

アルミカードケースのレーザー加工チャート
▲[+]電球色の元で撮影してみた感じ
アルミカードケースのレーザー加工チャート
▲[+]デザインが細か過ぎると仕上げが大変ということを学んだ
アルミカードケースのレーザー加工チャート
▲[+]犬のシルエットの毛並もGOOD
アルミカードケースのレーザー加工チャート
▲[+]磨く前と後では全然違う輝き!
アルミカードケースのレーザー加工チャート
▲[+]アルミカードケースの加工チャート製作、成功です!
こっさくま

とにかく相当彫刻サイズが小さく細かかったけど、こんなに細かいのでも彫刻出来るん!?っていう驚きがあったくま〜

まとめ

なんだか無駄にカッコいい加工チャートが出来て満足です。笑

ただし、レーザー加工機や、加工する製品にも個体差があると思うので、こっさくま的 最適パラメータはあくまで参考程度にして頂ければ幸いです!

それではまた次回も よろしくお願いします!٩( ᐛ )و

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